趣味を仕事にした現役カメラマンのsumireです!
カメラが趣味なんだけど、未経験でもカメラマンってなれるの?
カメラマンって実際のところ・・どうなんだろう?
そんなお悩みのあなたへ「未経験 カメラマン」について、以下の点を中心に紹介します。
カメラマンって未経験でもなれるのか?
カメラマンになることのメリットとデメリット
カメラマンに向いてる人と向いてない人
未経験からカメラマンになる方法
未経験からカメラマンに転職した筆者が、実体験をもとにレビュー。
写真が好きで仕事にしたい、そんな方も多いのではないでしょうか?
知らない世界に飛び込むのことはとても勇気がいりますよね。私もそうでした。
でも結果的にカメラマンの道を選んだことで、自信がついたり、可能性が広がったり。
あの時勇気を出して飛び込んで本当によかったと思います。
興味があるけど勇気が出ない・・!そんな方への後押しになればと思います。
本記事のまとめ
・未経験でも、写真の基礎知識がなくてもカメラマンになれる。
・企業のカメラマンとして社員で働くことから始めるのがオススメ。
・カメラマンになることはメリットたくさん!挑戦しよう。
未経験でもなれるんだ!一度きりの人生。好きなことをして働きたい!
未経験でもカメラマンになれる
未経験からでも教えてもらえる
カメラの学校に通わなくても、実務経験がなくても採用してくれる会社は多いです。
なぜなら撮るジャンルによって必要な撮影スキルは異なるため。
人物撮影でも証明写真・グラビア・スポーツ・前撮りなどさまざまな分野がありますが、撮る際に気を付けるべき点はそれぞれ違います。
同じ分野でも会社での方針によって撮り方も変わるため、経験者でも講習をうけることが理由です。
ただし、最初からどの程度求められるかは会社によりけり。
未経験からだとしばらくアシスタントとして雇用されることもあれば、1〜3ヶ月練習したのちカメラマンとして独り立ちすることもあります。
個人的におすすめなのは後者の1〜3ヶ月練習したのちカメラマンデビューできる現場。
なぜならどれだけアシスタントについても撮らない限りうまくならないからです。
そしてカメラマンを育成するための教育カリキュラムがしっかりしている会社に入りましょう。
それがなければ、知識がしっかりあるベテランのカメラマンがいる会社がおすすめです。
写真の知識がないカメラマンも実際にはたくさんいるので、正しく学び技術を習得するためにも現場えらびは慎重に!
そして未経験で教えてもらう際に大切なのは、絶対にわかっているフリはしないこと。
わからないことは正直にわからない、と言える人は信頼されます。
こんなことも分からなくて恥ずかしい・・と思わず、積極的に教えてください!とガツガツいったほうが教える方も熱心に指導してくれますよ。
独立も夢ではない
カメラのスキルを身につけたらあなた次第で仕事の幅は広がるので、独立も夢ではないです。
さまざまなジャンルを網羅したオールマイティのフォトスタジオを運営するのは大変ですが、1つに特化したフォトスタジオや出張型の店舗を持たない運営なら独立しやすい傾向に。
実際に同僚は20代で独立、ファミリー向けの人気フォトスタジオを経営しています。
それにスタジオをわざわざ構えなくても、予約が入ったときだけ自宅のリビングをスタジオとして運営されてる方もいます。
考え方・やり方次第で働き方の可能性は広がるため、将来的には独立をしたい人、雇われるのが嫌、自分のペースで仕事をしたい人にもオススメです。
カメラマンになるメリット
専門知識が増えて写真が上達する
実際にアマチュアの時に撮影した写真と、プロになって撮影した写真を比べてみましょう。
アマチュアの時に撮った写真↓
プロのカメラマンになってから撮影した趣味の写真↓
どうでしょうか?この技術の差は一目瞭然ですよね。
本格的なライトを使って撮影することが多いため、趣味の時だと知らなかったスキルも身につきます。
写真の良し悪しがわからない人も、毎日いい写真とは何か考えながら撮影するため必然的に言語化できるように。
写真についてのフィードバックをクライアントや上司からしてもらえることがほとんどなので、改善点も明確になり上達します。
早く上達をしたいなら思い切ってその世界に飛び込むことが大切です。
いい写真についてはこちらに詳しく書いていますのでみてください!
好きなことだから努力ができる
好きなことを仕事にするとモチベーションが上がったり、苦も感じにくくなるので自ら努力をするようになります。
自分から積極的に知識を増やそうと行動できるようになるでしょう。
すぐにはうまくなりませんが、コツコツと努力を重ねるといつの間にか目に見えて自分の写真が変わる日がきます。
お客様や上司、同僚からもうまくなった!と褒められたときに一番実感しますね
自分の写真で社会に貢献ができる
自分の撮った写真が会社やクライアント・お客様の役に立ち、喜んでもらえたときは趣味の撮影とは違ったうれしさや達成感があります。
お客様から指名されたり、専属のカメラマンとして選んでもらえるようになるとカメラマンになって良かったと心から思えるでしょう。
自分の撮った写真が初めて広告で使われていたのをみた時はとても感動した!
趣味のカメラを仕事にするデメリット
理想と現実のギャップがある
お客様からお金をいただく仕事、費用対効果を求められる仕事になるのでギャップは誰しも感じるのが事実。
仕事としてカメラをすることは、好きなことと真剣に向き合うことになるので覚悟は必要です。
撮りたいものではなく、求められるものを撮る
相手から伝えられるイメージをくみ取り、写真として表現するのがプロのカメラマン。
知識の引き出しを増やすため興味がないジャンルも日々勉強です。
基本的に撮りたいものは撮れないと思っておいてください。
しかし毎日撮影しているとチャンスが突然訪れるのも事実。これ撮りたかったんだよね!という機会のために、ピンタレストなどで引き出しを増やしておきましょう。
カメラマンに向いている人の特徴
コミュニケーション能力が高い人
相手が求める写真を撮るには、まず打ち合わせ。相手と意思疎通をしなければなりません。
また被写体が人物だった場合もいい表情を作るためにはその人に合わせた思いやりのあるコミュニケーションが必要不可欠です。
どんなに写真が上手でも思いやりがないカメラマンだと評判は落ち、お客さんはつきません。
常に相手の気持ちを考え、寄り添える行動ができる人は向いてるでしょう。
逆に言えば写真がそれほどうまくないカメラマンでも気遣いができる人は評判がよく、リピーターがつきやすいのも事実。
リーダーシップがある人
自分が率先して人を誘導する場面も多くあります。例えば集合写真の例だとわかりやすいでしょう。
時間内に撮影を終わらせるためには自分が中心に立ち、周りに動いてもらえるよう誘導することが必要です。
人数の大小に関わらず、人をまとめることができる人は向いています。
向上心がある人
カメラマンは技術職のため、スキルアップの努力は永遠に必要です。
もっとうまくなりたい、もっとお客さまに喜んでもらいたい、と努力を惜しまないこと。
一流のカメラマンになるには向上心は大切です。
協調性がある人
写真について知識がない人から技術的に無理難題の要望が入ることもあり、困ることもしばしば・・。
状況を説明して交渉したり落としどころを見つけたりすることも。
自分の提案が通らなくても、指示された通りに撮影しなければならない場面もあります。
しかし大事なことは、写真に満足してもらうこと。目的を忘れず、あゆみよれる人は現場でも重宝されます。
体力がある人
重い機材を運ぶ→撮影のセットをする→撮影→片付け→編集作業 までが1セット。
一日数件は受け持つことが多く、おしりが決まっているため常に時間を気にして動かなければなりません。
また考えながら撮影するため頭も常にフル回転。体力は絶対必要です。
スピード感を持って動ける人
撮影時間の確保のためにセッティングや片付けなど、素早く動くことが求められます。
私が勤めた会社ではライティングを1分以内に組むテストもありましました。
常にスピード感を持って動くように意識することが大切です。
テキパキ動きなさいとよく指導されてました・・
カメラマンに向いていない人の特徴
約束が守れない信用できない人
期日を守れないと、クライアントとの信頼関係が損なわれ信用もなくなります。
また撮影データも個人情報が多く外部に流出してはいけないものがほとんど。慎重に扱わなければなりません。
信用がなくなるとカメラマンとしてやっていくことは厳しいでしょう。
ウソをつく人
できないこと・知らないこと・わからないことを隠しウソをつく人も同様に信頼関係が損なわれます。
任せられる仕事も少なくなりますしお客様にも会社にも迷惑がかかるため、できないことはできないと言える勇気を持ちましょう。
どんなプロでも最初はわからないことだらけです。自信を持って分からない、と言いましょう。
未経験からカメラマンになる方法
未経験からカメラマンになるにはまず企業に就職・転職する
フリーのカメラマンはカメラマン経験者でも厳しい世界。
まずは会社員としてカメラマンになり、知識を増やすことがオススメです。
土日祝休みの仕事の求人も探せばあるため、カレンダー通りの休みも可能。
お給料も探せば未経験からでも月25万〜の仕事もあったりします。
土日休みでお給料が高めの求人は人気ですぐに受付終了してしまうので
求人サイトはこまめにチェックするようにしましょう。
わたしもこの方法でカメラマンになったからこれがオススメ!!
いい求人はいつもない!いろんな求人サイトに登録をする
大手企業はさまざまな求人サイトに登録することが多いかもしれませんが、多くの会社はサイトをしぼって求人します。
理由は掲載費用をおさえるためです。
カメラマンの募集は空きが出たら都度募集されることがほとんど。
いいカメラマンが見つかったらすぐに掲載は終わるため、
・いろんな求人サイトに登録をすること
・応募は早めにしておくこと
が重要です。
私は最低でも3つのサイトは登録してます!選択肢は多い方がいいもんね
まとめ
いかがだったでしょうか。
カメラマンは実際になってみると大変だと思うこともたくさんですが、未経験でもなんとかなるのが事実です!
もちろん撮影も難しいですが、実際に筆者が転職してみた感想はとっても楽しい!!でした。
最初はマニュアルの設定もできずカメラの知識もありませんでしたが、こんな私でも問題なく独り立ちすることができました。
そして先輩や上司も写真が好きな方達なので、カメラや写真について話す時間が楽しく、勉強にもなりました。
写真が好きなひとだったら充実した毎日をおくれるはず。
カメラや写真が好きな人はぜひ一度勇気を出してカメラマンにチャレンジしてみることをお勧めします!
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